2006年12月19日

モバゲータウン2.0

昨日、DeNAが「ケータイゲーム&SNS 「モバゲータウン」 プレミアムアバターの販売を開始
てなリリースを出しています。

関係者の端くれということもあり本件には触れないつもりでしたが、橋詰さんが上手くまとめていた
ので一言二言・・・。

表面的には「プレミアムアバターを販売します!」なんですが、実態としては「リアルマネーでモバゴールを買えるようにします!」ですね。
おっしゃる通りです。 リリース文、今朝の日経産業、ITmedia、何れも意味不明な内容でしたが、実質的にはモバゴールドが購入可能になりました!ということです。
モバゴールドの購入は、Webmoneyの購入というユーザーには馴染みのない方法で行われるため、どれだけの購入があるか不安な面もあります。
私も不安です。ここでコケると弊社の今後ケータイ向けサービスが・・・(ドキドキ1.0
それにしても、なぜ運営者のDeNAは「モバゴールドの購入」ではなく、「プレミアムアバターの購入+モバゴールドのオマケつき」という間接的な打ち出し方をしてきたのか。 ~中略~ そういう打ち出し方をしなかったのは恐らく、 ユーザーがお金を使い込んで事件を起こしたり親に発覚しちゃったりして社会問題化したときのために、予防線として間接的な打ち出し方にしておいた…… あたりが理由だと思います。
実は、先々週ぐらいからモバゲーのバスケット画面に「モバゴールドを購入(準備中)」という 表示が出ていました。 ですので、私もてっきりストレートに行くと思っていたのですが、先週末に笹塚で何かが起きたんだと思います。(詳細不明)
この仕組みの導入により、モバゲータウンの収益力はさらに向上することになります。
個人的には、本件の肝はここかと思います。 「広告ビジネスと課金ビジネスのmixtureモデル」。 これは広告のみでは先詰まり気味の状況にあるネットビジネス業界において、 2007年以降も継続して成長していくための最重要テーマだと思ってます。 そして、本件がその試金石となるのではないか、とも思います。

何はともあれ、上手く行くといいのですが。。。(ドキドキ2.0

Posted by Ozaking at 16:00 | コメント (13) | トラックバック