第一弾!
たまには仕事の話。
弊社、社名に「Web」なんて単語が使われているためか、Web専門の会社と思われがちです。
しかーし、
実は随分昔から携帯対応してたりします。
親会社がケータイ業界では少し知られた会社だったりするので、今年はいい加減こちらも
アピールしていこうと思います。
そこで、本格的ケータイ向けサービス第一弾として本日「ケータイウォレット」を発表しました。
もともと、Yahoo!ウォレットやLivedoorウォレットと同じ機能をもったWebMoneyウォレットという
サービスがあり、PCとケータイ双方から一つのID、Passwordで決済可能だったのですが、
これまでロクにアピールしてこなかったため認知はイマイチでした。
しかも、ケータイでは固体識別番号を利用しているので、実はID、Password不要で4桁の
暗証番号のみで決済可能だったりします。
また、Yahoo!コンテンツストア同様に携帯コンテンツの決済をPCで行うことも随分前から
実現してました。
ただ、今更Y!社などと同じです!なんて言ったところで誰からも相手にされないので、
我が社なりの味付けを試みました。
それが、今回の「ケータイウォレット」です。
ケータイWatch記事
特徴は一連の決済フローの中でID、Passwordどころか4桁の暗証番号も入力せずに決済が
完了するところにあります。
イメージとしては、iTunes Music Storeで楽曲購入する際、購入ボタンをクリックするとそのまま
楽曲がダウンロードされますよね!まさに、あれです。
事前にコンテンツプロバイダ側で会員IDもしくは固体識別番号と弊社のIDを紐付け(登録)
しておく必要はありますが、一度登録してしまえば購入の際は一切入力が必要ありません。
リリース文では以下のような利用シーンを想定してみました。
1.「電子書籍サービス:ページ単位でのコンテンツ課金」
これまでは、「月額」、「話」単位での課金が主流でしたが、本サービス導入により、ユーザが「読みたい分」、「読んだ分」(立ち読み)に対する課金をスムースに実現します。
2.「ニュース・天気予報・交通情報サービス:1円単位でのコンテンツ課金」
これまでは、月額課金が主流でしたが、本サービスでは1円からの小額課金が可能であるため、ジャンル別課金、記事単位での課金、日割り課金、利用回数毎の課金を実現します。
3.「音楽・動画配信サービス:試聴からそのままダウンロード購入」
これまでは、試聴後に個人認証、ダウンロード購入という流れが主流でしたが、本サービス導入によりID、パスワード入力が不要となり、個人認証なしでダウンロード購入が可能となります。
入力の手間が無くなる事で、コンテンツプロバイダは新たなサービスを生み出すことが可能と
なるかと思います。
上の1.などは最たる例の一つで、ページをめくる毎に課金していく電子書籍サービスです。
読み手は面白くなければ途中で止めるでしょうし、面白ければドンドン読み進めていく。
つまり、読んだ分だけ最終的に料金が徴収される仕組みです。
これにより、コンテンツ提供者と受け手が対等の関係となり、提供者は最後まで手抜きできなく
なることでしょう。
今回のサービスリリースは壮大な計画の序章でしかないので、これ位にしておきますが、
まだまだ今後いろいろな計画が目白押しですのでご期待ください。
ユーザの集客が無ければ決済だけあっても・・・
という声もあるかと思いますが、その解決策はまた後日。
追記(2006/02/11):
ITmedia
Yahoo!ニュース(上と同じ)
CNET
VentureNow
Posted by Ozaking at
23:45
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