2005年02月13日

イチオシ検索エンジン"become.com"

Become.comが遂にパブリック・ベータとなりました。

Become.com

昨年よりクローラーが巡回しており、WebmasterWorld辺りでは一部のサイトオーナーから注目を
浴びており、先月末にはDanny SullivanもSearch Engine Watchに取り上げてました。

現在、登録すると50クエリー/日まで試す事が出来るので、中身は実際見てもらうとして、
私がどこに注目しているか簡単に説明しておきます。

まず、Become.comはShopping.com、Froogleに代表されるショッピング検索エンジンです。
ただし、Shopping.com、Froogle、Shopzilla(BizRate)、PriceGrabber、NextTag、
日本であれば、価格.com、ECナビ、ショッピングサーチ・アラジンとも、
狙うべき方向(ビジネスモデル)が異なります。

上に列挙したエンジンは全て価格比較結果を表示します。
ロボットで収集したデータを用いるか、ショップからフィードされたデータを用いるかの違いは
あるものの、内容は殆ど同じです。

一方、Become.comはGoogle同様の検索結果を表示します。
ちなみにBecome.comのCTOはWiseNutを開発したYeogirl Yunです。
パブリックベータにも関わらず、既にIndex数は20億ページを超えています。

で、何がスゴイかって?
ここまで読んでも、恐らくまだ伝わってないでしょう。
もう少し我慢してください。

ショッピングに関わる具体的な話をします。

仮に薄型TVの購入を検討しているとします。
プラズマ、液晶、そして今年はさらにリアプロ、と選択肢は沢山あります。
この業界は技術進歩も早いので、買いのタイミングを誤ると無駄金を投じる事になります。
あなたがAVマニアならいざ知らず、多くの消費者は自分に合った製品を自力で選ぶことは
困難でしょう。
パソコン、自動車、マンション、ドラム式洗濯機、MP3プレーヤの購入。
何れの場合も雑誌、専門家、店員から情報収集しているのではないでしょうか?

他のショッピング比較サイトは価格の比較こそ出来るものの、
・自分が何を買えば良いか知ること
・いつが買い時を知ること
・どの製品を選択すれば良いか知ること
は出来ません。

そこで、Become.comはとにかく商品レビューサイトを上位に表示するためのアルゴリズム開発に
特化しました。 
Become.comを利用することで、自分の欲しい、自分に合った製品を選ぶことが出来ます。

 
--ここで力尽きました。後程、追記します--

Posted by Ozaking at 23:39 | コメント (13) | トラックバック