2005年01月31日

蒼空を翔ける

確か中学1年の時だったと思う。
美術(図画工作?)の時間にある曲をモチーフにしてキリコ(Giorgio de Chirico)調の絵を描いた。

そして今日、久し振りにその曲を聴いてみた。
今でも大好きな曲である。
当時は風をあつめるまでに気が集中していたが、今ではその後のフレーズが耳に残る。


蒼空を 翔けたいんです  
蒼空を

街のはずれの
背のびした路次を 散歩してたら
汚点だらけの 靄ごしに
起きぬけの路面電車が
海を渡るのが 見えたんです
それで ぼくも
風をあつめて 風をあつめて
蒼空を 翔けたいんです
蒼空を

とても素敵な
味爽どきを 通り抜けてたら
伽藍とした 防波堤ごしに
緋色の帆を掲げた都市が
碇泊してるのが 見えたんです
それで ぼくも
風をあつめて 風をあつめて
蒼空を 翔けたいんです
蒼空を

人気のない
朝の珈琲屋で 暇をつぶしてたら
ひび割れた 玻璃ごしに
摩天楼の衣擦れが
舗道をひたすのを見たんです
それで ぼくも
風をあつめて 風をあつめて
蒼空を 翔けたいんです
蒼空を

はっぴいえんど:「風をあつめて」
風街ろまん
はっぴいえんど


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そう言えば、 当時は何とも思わなかった別の曲のフレーズが今回新たに印象に残った。


しあわせなんて どう終わるかじゃない
どう始めるかだぜ
昔も今のこと ベンツでも乗り廻し
二号さんでも囲えば しあわせに なれる
という社長さんのように えらくなれたら
えらくなれたらいいさ でも
しあわせなんて何を持ってるかじゃない
何を欲しがるかだぜ

はっぴいえんど:「はっぴいえんど」

Posted by Ozaking at 01:42 | コメント (9) | トラックバック