Ozakism

芋麹全量を飲み比べてみた

私がこよなく愛する芋焼酎があります。
西酒造の「宝山 芋麹全量」です。

現在、我が家には計7本のストックがあるのですが、今夜は2002年、2003年、2004年の3本を
一気に開封し贅沢にも飲み比べをしてみることにしました。

　

鹿児島県日置郡にある西酒造は紛れもなく昨今の焼酎ブームの火付け役となった蔵元の
一つで、特に宝山シリーズを生み出した東京農大出身の西陽一郎氏（1970年生まれ）の
影響は多大である。

　なお、今は絶版となっているが、「焼酎楽園 (Vol.3)」 金羊社（2000/6）
　『酒造りのフロンティア西陽一郎（西酒造）』では彼の若き日の姿を
　垣間見る事が出来る。

　　
　
　
中でも、「宝山 芋麹全量」は特にその名を世界に知らしめた銘柄で、通常の芋焼酎は米麹を
用いるのに対して、これは芋麹を用いている（米でなく芋に麹菌を植え付けて出来た麹）。
つまり100%芋で仕上げた焼酎である。（その他銘柄では国分酒造の「いも麹 芋」が有名）

焼酎は蒸留後の度数は大抵40度以上となり、その後、割り水して25度位まで落として
出荷するが、これは原酒のままで27～28度となっている。
芋麹を利用すると、どうもこの度数が限界のようで、こんな点にも完成に至るまでの苦難を
うかがい知る事が出来る。

　
で、肝心の飲み比べ結果ですが、
酔っ払って味を忘れてしまったので後日追記します。
　
　
　

　焼酎＆泡盛ファン必読の雑誌 「焼酎楽園」 金羊社
　　購入可能なバックナンバー集

焼酎楽園〈Vol.4〉特集・伝統の酒球磨焼酎を訪ねる
・球磨焼酎全蔵カタログ・蔵ＭＡＰ
・楽園紀行　尾鈴山蒸留所＆黒木本店／村尾酒造
・酒造りのフロンティア　鳥飼和信（鳥飼酒造場）
・黄麹菌から白麹菌へ、そして黒麹菌

焼酎楽園 (Vol.5)特集・麦焼酎の故郷 壱岐
・壱岐全蔵紹介。現状と未来を探る。
・楽園紀行　万膳酒造／西吉田酒造
・酒造りのフロンティア　富田恭弘（富田酒造場）

焼酎楽園 (Vol.6)特集・大分の地焼酎 豊の国で見つけた新しい風
・地元に根づいた小さな蔵が造る麦焼酎
・楽園紀行　佐藤酒造／杜の蔵
・麦焼酎の故郷　壱岐（続）
・酒造りのフロンティア　宮里徹（宮里酒造所）

焼酎楽園 (Vol.8)特集・福岡の本格焼酎
・ルーツの粕取りから、多彩な原料へ
・楽園紀行　国分酒造協業組合／佐多宗二商店
・酒造りのフロンティア　豊永史郎（豊永酒造）
・奄美の美味と酒

焼酎楽園 (Vol.10)特集・清醇の酒・豊饒の酒　泡盛
・楽園紀行　宮里酒造所／磯崎酒造
・親から子へ　古澤醸造
・旅ゆけば焼酎　与論島

焼酎楽園 (Vol.11)特集・躍進　黒糖焼酎
・楽園紀行　田苑酒造／奄美酒類
・親から子へ　ゑびす酒造
・旅ゆけば焼酎　のんのこの郷
・酒造りのフロンティア　神村盛行（神村酒造）

焼酎楽園 (Vol.12)特集・そば焼酎を愉しむ
・楽園紀行　尾込商店／田崎酒造
・親から子へ　寿福酒造場
・清酒蔵訪問　天山酒造
・酒造りのフロンティア　山田 隆（山田酒造）

焼酎楽園 (Vol.13)特集・東京の島酒
・楽園紀行　豊永酒造／山元酒造・オガタマ酒造
・旅ゆけば焼酎　鰻温泉
・酒造りのフロンティア　藤本一喜（藤本本店）

焼酎楽園 (Vol.14)特集・泡盛の世界
・楽園紀行　崎山酒造廠／若潮酒造協業組合
・親から子へ　川越酒造場
・酒造りのフロンティア　四ッ谷岳昭（四ッ谷酒造）

焼酎楽園 (Vol.15)特集・まるごと「豊の国」大分県
・楽園紀行　ぶんご銘醸／咲元酒造
・清酒蔵訪問　花春酒造
・酒造りのフロンティア　横山雄三（重家酒造）
・焼酎・泡盛辞典
・焼酎を科学する
・焼酎入門講座　麹の話

Posted by Ozaking at 2005年01月09日 23:42