2004年11月24日

SFC OPEN RESEARCH FORUM 2004

昨日はドイツ在住の友人が久々に来日したので夕方より東京案内に。
流行のスポットを見たいというので六本木ヒルズに向かう。
日も暮れていたので柿の木坂のライトアップでも見に行くかな、と男二人で歩いていると何やらスゴイもの発見。
ELIICA(エリーカ)です。

ELIICA エリーカ

ご存知でない方は是非この機会に覚えておいてください(笑
10/2のNHKスペシャルで「世界最速への挑戦~スーパー電気自動車誕生~」として取り上げられていた電気自動車の怪物です。

一緒にいた友人というのが実は広島の自動車メーカーのエンジニアでして、ライトアップのことなど忘れて1時間ほど研究室の学生を根掘り葉掘り質問攻めに。
数年後には市販化を予定しているとのことで今から本当に楽しみ。
ちなみに値段はというと2-3000万円あたりを予定しているとのこと。
SFCの学生は「売れますかね?」などと心配してましたが、私が思う所では数百台は確実に売れると思います。
(EVステーションなどのインフラが整っていることが大前提だが・・・)

アカデミーヒルズ40では動画(実際に走っている姿)が見れるとのことで、40階に向かうと「SFC OPEN RESEARCH FORUM 2004」なるものが開催されていた。
(情報に疎いのか、私はこんなイベントが行われているとは全く知りませんでした)

SFCで研究中のIT関連(要素)技術が多数展示されており最初は一気にテンションが上がったのですが、ブースを周っているうちに少し残念な気持ちに。
というのも、Technologyオリエンテッドな研究が多く、ビジネス的観点からすると使い道なさそうな、つまりは社会的なニーズ、ウォンツを満たすには程遠いものばかりなのです。
学術研究だから致し方無い、という点は当然ながら考慮する必要はあるのですが、インターネット10年の歴史の中で「技術的に実現可能」と「市場性がある」というのは全く別物であることは既に証明されているはずで、今後の方向性の転換に期待するばかりです。

最後に、「インターンシップ研修報告書」なるものを見つけ、「是非欲しい」という強引なお願いに快諾して下さった花田光世 教授、本当に有難うございました。
有効活用させていただきます。

Posted by Ozaking at 20:54 | コメント (28) | トラックバック