2004年06月21日

ネット広告はどこまで成長する?

source: The Hollywood Reporter

USのネット広告市場は本年度9.3%成長で140.3億ドルとのこと。
日本は広告市場が約6兆円に対し、ネット広告市場が1200億円。
つまり、全広告市場の比率は約2%。

以前書いたように米国のネットバブル期(2000年)で3%が過去最高。
リスティング広告により中小企業という新たなプレーヤーが参入してるとは言え、同じく以前書いたように、GDPと広告市場規模は強い相関関係があり、広告市場全体の成長を期待するには無理がある。(つまりは、成長には他の広告市場からのスイッチングが必須)

各リサーチ会社が成長予測の要因としてあげるのはストリーミング広告の進展。
eMarketerにも先日ストリーミング広告における強気の予想が出てたが、果たしてどうなんだろう?

噂レベルでは、それほど良い話を耳にしていない。

映像、音楽などのストリーミングには大変興味があるものの、ユーザー本位で進んでいるとは決して思えない。

リスティング広告もそろそろ頭打ちだけに、次の一手をどうするかが重要。
メールなど他のネットメディアと絡めるか、それともリアルと絡めるか。
個人的にはSNSやBLOGあたりも非常に臭うがどうだろう?

Posted by Ozaking at 12:40 | コメント (85) | トラックバック