2003年12月25日

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スペインのスパークリング・ワイン「CAVA」を飲む

調べたところ、スパークリング・ワインの製法はいくつかあり、
 1) 瓶内で2次発酵させる
 2) タンク内で2次発酵させてから瓶詰めする
 3) いったん瓶内二次醗酵させたワインを新しいボトルに詰め替える
 4) 一次発酵時にできた炭酸ガスをそのまま瓶詰めする
 5) 瓶詰めした後で炭酸ガスを注入する
の5つぐらいに分けられるようである。
で、フランスのシャンパンは1)、同じくフランスのヴァン・ムスーは1)、2)、3)イタリアのスプマンテは殆どが2)、ということだ。

で、以前から酒好き(漬け?)の友人から「スペインのCAVAが美味いから一度飲んでみろ」
と強くレコメンドされていて、先日ようやく近所の酒屋で見つけ飲んでみました。

CAVAは1)の製法(伝統的製法:Methode Champenoise)で作られているようで、結構手間がかかっている。
そういえば先日、日経産業新聞(流通だっけ?)でCAVAの記事が出ていましたが、そこでも手間がかかっている割に安い!と書いてありました。

肝心な銘柄を忘れてしまったので、そちらは後日書き加えますが、味はといえば非常にサッパリした癖の無いスパークリングでした。スパークリング・ワインは製法上リキュールを加えているので、ブドウの種類だけで味を云々(特に甘味)言うのは無駄ですが、今回飲んだCAVAは美味しかったです。
ただし、品質管理の厳しいシャンパーニュに比べ、スペインのCAVAは歴史がまだ浅く、産地統制委員会などによる品質管理体制ができていないため、ボデガ(ワイナリー)によって品質にバラツキがある、とのことです。
ま、その分、酒好きには宝探しの時のドキドキ感があって面白いという側面もあります。

ただし、最後に一つだけ。
スパークリング・ワインは本当に酔いがまわります・・・。
いくら安いといえども、量はホドホドニ・・・。

Posted by Ozaking at 22:45 | コメント (16) | トラックバック