Two Banks of Four (2BO4) 「Three Street Worlds」との出会い
昨日からDee Dee Bridgewaterが青山Bluenoteに来ている。
数年前から「ディーバ」なんて言葉が使われだしたけど、現在のJazz界のディーバとなると彼女をおいて考える事など出来ないわけで、行きたいなぁ、なんて思いながらBlunoteの公演スケジュールを眺めていたら、1月に「DJ: GILLES PETERSON」の文字があった。
そう、僕の大好きなDJ、ジャイルス・ピーターソンが日本に来るのだ。
でもBluenote?Jazz Clubで何やるんだろう?
と疑問を抱きながらチェックしてみると、「Two Banks of Four」という名前が一緒に出ている。
Webサイトを見てみても、いまいち良く判らない。
昨夜は会社の忘年会だったのだが、23時ごろ2次会の開催場所である宇田川町のカラオケ館に向かう途中HMVを見ると、何とこんな時間なのにまだ営業している。
これは!と思い2Fフロア直行。
しかしである。どれだけ探しても無い。
(グルグルと5周くらいはしたと思う)
人気無いのか?と思いつつ1F行き、Pe'zの新譜や他のCD(恥ずかしくて書けません)を購入し、そろそろ2次会会場に行くか?
と思ったものの、わずかな可能性に賭け「もう一度だけ」と思い2Fに上がる。
やはり無い。
かなり悲しい。ま、ネットで探すかなんて思っていたものの、先程買ったCDだけ持って2次会に行くのはどうも気が引ける。
(残り2枚がかなりミーハーなCDだったもので・・・)
そこで、ブラジル系Jazzコンピレーション、DA LATAが先日出したアルバムを手にしてレジへ。
一応、店員さんに「Two Banks of Fourってあります?」と聞いてみると、
こちらは忘年会後で酔っ払いにもかかわらず、わざわざ探しに行ってくれた。
自分も随分探したので良く分かるが本当に見つからないようで、あちらこちら行き来している。
店員が最後に向かったのがトランス/テクノのコーナー。
ま、内容からして幾等なんでもそこには無いだろうと、高をくくっていたのだが、戻ってくると、なんと手には2枚のCDが。
そう、探していたのはこれです。
普段は試聴もせずに買う事は滅多に無いのだが今回は迷わず購入。
(一応Singingfishでそれらしきものは見つけていたが)
で、肝心の感想ですが、「とても良い」です。
私は、昨年あたりから実はラテン系Jazzには少し疲れてきていて、
徐々に純粋なJazzをベースをしたものを好む傾向が強くなってきていますが、
同様の悩みを持つ人には最適ではないでしょうか。
後半に一部ハイテンポなClubチューンも入っていますが、殆どの曲は生(っぽい?)のBass、Drumsのリズムセクションの上にPianoがコードを奏で、その上に女性Vocalが色を添えています。
これが実に心地いいです。
例えて言うなら随分昔(初期)のUFOのリズムを今風にアレンジした感じ、でしょうか。
時間では夜、もしくは午前中に聞いたほうが良いでしょう。
休日午後のマッタリとした時間帯、ここには向きません。
是非一度試聴あれ。
Posted by Ozaking at
11:37
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