2003年10月14日

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動物分類

【分類階級】
生物学では,リンネ以来伝統的に生物を階級構造に分類してきた。
現在使用されている階級のうち主要なものは,高位から順に,門,綱,目,科,属,種の6つである。

:もん,phylum[複数形はphyla]。植物と細菌では英語でdevisionという。
現在,動物界を34門くらいに分けるのがもっとも一般的だが,研究者によって意見は異なり,定説はない。この分野の動向はきわめて激しい。
:こう,class。
:もく,order。
:か,family。
:ぞく,genus[複数形はgenera]。
:しゅ,species[複数形もspecies]。
節足動物のように多様な分類群では上の6つでは階級の数が足りないので,たとえば綱と目の間に亜綱,上目など副次的な階級を設けて分類している。

主要6階級とよく用いられる副次的階級を列挙する:
門,亜門,上綱,綱,亜綱,下綱,コホート(区;cohort),上目,目,亜目,下目,上科,科,亜,族(tribe),亜族,属,亜属,種群(species-group),種。
英名は,上はsuper,亜はsub,下はinfraをそれぞれ接頭辞として付加したものである。
また,これら以外に,group,series,devision,sectionなどが任意の階級で用いられることがある。 
種よりも下位について,動物命名法が正式に用いるのは亜種(subspecies)のみであり,変種(varity)や品種(あるいは型;form)を植物学のように正式に用いることはない。
種と亜種の間にexergeという階級が用いられた例があるが,ふつうは用いない。
【語源】 cohort:本来の意味は,古代ローマ帝国の歩兵隊のこと。legionを10個に分けたときの1隊であり,通常300~600人よりなる。
exerge:本来の意味は,コインの下縁と意匠との間の部分のこと。通常ここに発行年などを刻印する。

参考:12

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Posted by Ozaking at 14:55 | コメント (0) | トラックバック